![]() (写真提供:NATURABLOG) |
源流は一般的にはビクトリア湖と思われていることが多いのですが、ビクトリア湖自体には流れ込んでくる川が存在していて、そのビクトリア湖よりさらに上流にさかのぼるナイル川の源流として正しいのは正確に言えばブルンジ共和国を流れているルヴィロンザ川と呼ばれている川が源流ということになります。ビクトリア湖より下流のナイル川のことはビクトリアナイルと呼ぶのが正しいようです。
ビクトリア湖から下流へ500km程進むとアルバート湖という湖に到着しますが、そこからさらに下流のナイル川はアルバートナイルとして知られています。ナイル川はスーダンを流れる間にバハルエルガザル川という支流と合流します。そこからのナイル川は白ナイルという名称に変わります。
さらにスーダンを流れている間にスーダンのハルツームという場所ではエチオピアのタナ湖から流れてくる青ナイル川とさらに合流してその後もアトバラ川という支流とも合流してエジプト領内に入ります。エジプト領内に入るとアスワンハイダムがあり、それによってできた人口湖のナセル湖に注がれます。そこからは一般的に言われているいわゆるナイル川となってエジプトを流れ、フィラエ神殿、ルクソール、ギザなどを通り過ぎ、下流ではデルタを形成しながら地中海へと流れ込みます。
ナイル川はそうした長距離を流れてくる経緯もあり、上流の肥沃な土をエジプトの乾燥した土地へ流してくるためにエジプトの農耕が発達して世界4台文明といわれるまでの文明を築くまでになりました。また、雨季がありナイル川は定期的に氾濫したために氾濫後の農地を分割して整理するために、エジプト文明では推量や幾何学なども発展しました。こうした事情を目にしたギリシャのヘロドトスによって、エジプトはナイルの賜物。と言うような名言が生まれ、現在に至るまでその言葉は広く使われてきたようです。
現在は、ナイル川の推量はアスワンハイダムの建設に伴って整理され氾濫もなく一定量の収穫を迎えることができているようですが、アスワンハイダムの建設後の課題として塩害などが懸念されています。
海
エジプトの港町。といえばもちろんアレクサンドリアに他なりませんが、エジプトの海というと地中海ではなく紅海のほうが圧倒的に有名です。エジプトの紅海に面している多数の都市からダイビング等を楽しむことができ、その範囲はシナイ半島東部のダハブから始まり、シャルム・エル・シェイクや、ハルガダ・サファーガと多数のダイビングエリアが存在しています。
青く透き通る海は、世界中のダイバーから注目の的とされていて、バリやハワイとはまた一味違った感覚を味わうことができます。では紅海、地中海それぞれの特徴などを紹介します。
紅海
![]() (写真提供:美ら海フリーダイブ) |
季節風の影響で、海流は北西から南東へ向けて流れていることが多く、その海水はやがてインド洋へと流れ着きます。紅海上では、時折蜃気楼を見ることもできます。
地中海
地中海というのは、北と東をユーラシア大陸に囲まれて、南をアフリカ大陸に接している地中海のことを指します。海洋学上での地中海とは内容が異なってくるので、予めご確認下さい。
正確には、西がジブラルタル海峡までの大西洋と接するポイントまでを指し、東は黒海に繋がるまでの海のことを言います。マルマラ海という海を地中海に含めることもあるようですが、黒海は含まれず、接点までの範囲が地中海に分類されます。19世紀に開通されたスエズ運河を通し、紅海を経由してインド洋につながります。
外洋ではないために波は比較的穏やかなことが多いです。沿岸は複雑な海岸線を形成していて非常に港が発達していることが多いです。また、地中海を出発して北アメリカ、ユーラシア、アフリカの3つの大陸を往来することができます。地理的にも非常に重要な位置を占めているために地中海は昔から海上貿易が盛んに行われてきました。現在も世界の海上交通の要衝のひとつとして、重要視されています。
地中海の沿岸は地中海性気候と呼ばれていて、夏に乾燥、冬に湿潤となる性質を持っています。そのため、特に夏場は多くの観光客が訪れてにぎわいます。


