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トップピラミッド付属の神殿
 ピラミッドに付属されていた神殿というのは、河岸神殿と葬祭神殿の2つということになります。この2つの神殿の持つ意味合いをこれから解説、検証していきたいと思います。
 まず始めに、葬祭神殿と、河岸神殿という二つの神殿は参道と呼ばれる道によって繋がれています。ピラミッドの建設にも何かしら関与したとされる見方もありますが、具体的に明快な答えは出ていないようです。

河岸神殿

(写真提供:OsirisExpress)
 河岸神殿は、ピラミッドより少し離れたところに位置する神殿で、参道によって葬祭神殿と繋がっています。河岸神殿の多くは、現在ナイル川より離れている位置にありますが、建設当時はナイル川のほとりに建設されていたようです。その後何千年の歴史の中でナイル川の流水経路が変化し、現在の位置に落ち着いたようです。
 河岸神殿のつくりは運河側に1本以上の斜頚路が設けられていて、内部はほとんどが前廊と大広間、倉庫から構成されています。王が亡くなった際、河岸神殿までは王の遺体はきちんとした処置が施されているわけではなく、河岸神殿に到着した時点で、内臓の除去やミイラ作りが開始されると、長年の間研究者達の間では通説になっているようです。しかし、ミイラ作りが本当に河岸神殿にて行われたという明確な証拠は未だもって発見されていません。

葬祭神殿
 葬祭神殿は、河岸神殿から参道をとおり訪れることができます。ピラミッドにあまりにも付属したような神殿の建設から見て、別名ピラミッド神殿とも呼ばれています。葬祭神殿は、実際に王の葬儀が行われた場所として使用されたと思われていましたが、部屋が葬儀をするには狭すぎることなどから、今ではなくなった王を追悼するための礼拝場として利用されていたのではないかという考えが主流のようです。
 また、葬祭神殿の間取りは、当時の王宮とほぼ同じ構成になっているので亡くなった王の死後の世界での住居とも考えることができます。

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